ポロシャツ(Polo shirt)は、おもにポロ競技を行う時に使用されていたシャツのことを言います。ところが、ラコステの影響からテニスの試合で着用するプレイヤーが増えてきて、そのため一般の人にも一気に普及していったということです。ですから、その他の国々ではポロシャツのことを「テニスシャツ(Tennis shirt)」とも呼ぶほどでした。今日ではデザインや色もかなり豊富に揃うようになって、気軽に楽しめるカジュアル・アイテムとしてポロシャツは定番のファッションになっていますね。また、ブレザーなどを組み合わせてポロシャツの上から着ることも、今やファッションの一つになっていますね。
ラコステのポロシャツが定番ファッションとなった後は、ニットの衣料品製造会社を経営していたアンドレ・ジリエと協力して、テニスだけでなくゴルフやセーリングなどさまざまなスポーツアイテムとしても使えるようにポロシャツのデザインを手がけていきました。ラコステ夫人が「全英女子ゴルフ選手権」の優勝者と言うこともあって、ゴルフウェアも彼のライフワークになってたそうです。
ルネ・ラコステ(Rene Lacoste)、正式な名前は「ジャン・ルネ・ラコステ(Jean Rene Lacoste:1904年7月2日-1996年10月12日)」といいます。彼は、フランスはパリの出で、男子テニスのプレヤーとして有名でした。このジャン・ルネ・ラコステこそが、ポロシャツに刺繍されている「ワニ」のマークで有名な「ラコステ・ポロシャツ」を作った人なんです。
彼のテニスプレーはとても粘り強いことから「ワニ」(the Alligatまたは Crocodile)と呼ばれていて、彼の友人が描いたワニの絵が今のラコステのトレードマークとなりました。一方、娘のカテリーヌ・ラコステはプロゴルファーを目指していて、1967年の全米女子オープンゴルフで優勝するという快挙を成し遂げています。
ちなみに、ポロシャツ(Polo shirt)を簡単に説明すると、衿付き半袖のシャツで、衿には2、3個のボタンで留める形になっていて、頭からスッポリと被るようにして着るのが基本スタイルになっています。そして、ポロシャツの素材は綿100%のものから、麻や化学繊維が混紡されているものまで、さまざまな素材を使っています。さらに、ポロシャツはかなり丈夫な上に吸汗性に優れているのが機能的な特徴になっていましたので、それがスポーツ界で愛用者が多い主な要因になっていたと思います。